西武信金によるビジネスマッチングでした。

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信金でも国際化が進んでいるのです。

 ことしで14回目となる西武信用金庫が主催する「ビジネスフェアin Tama」に出かけてきました。西武信金は東京中野区に本店があり、支店は64か所、従業員は1千1百人、預金残高が1兆3千億円もあります。(2011年集計)。全国の271金庫の中で上位20番目となっていて、押しも押されもしないメガ信金です。営業範囲は東京都内の他に、埼玉県南西部、川崎市、横浜市と結構広範囲です。この見本市の会場は新宿NSビルの地下の会議場を借り切っていました。資本力があって顧客の数が多いことから、西武信金単独でこのような見本市を開催できるのでしょう。信金と言うと泥臭いイメージがあるのですが、会場内には背広を着た人が多く、スマートな運営でした。会場の運営は外部のイベント会社に丸投げしたそうで、ブースの配置などはそれなりに洗練されていました。
 今年の会場内には外国大使館からのブースが並び、各ブースでは大使館員が現地の事情や投資について説明していました。また、会場の一角では、海外に企業を進出するために必要な知識を解説するセミナーが開催されていました。信金がこのような中小企業の海外進出を支援するのは、中小企業が現地に支店を開業したり工場を開設する場合に融資が発生するからです。以前は、海外に工場などを進出させる場合には大手市中銀行しか融資や支援をしなかったのですが、昨今は地方銀行や信金でも融資することが増えてきました。今回の見本市では各国の大使館を会場に招聘し、これから海外に投資しようという中小企業にやる気を起こさせ、最終的には西武信金が融資をしようという長い計画があるようです。
 大使館が海外進出を支援しているのとは逆に、海外の企業が日本に進出することもありました。五段目の写真はネパール人によるブースで、これから日本で起業するのだそうです。インターネットを利用し、インド、ネパールなどの現地のテレビ番組を個人住宅に放送しようというサービスなのだそうです。インターネットによるケーブルテレビサービスを考えれば良いでしょう。昨今はインドから日本に働きに来ている人が多くなったので、このようなサービスもそれなりに成立するでしょう。
2013年12月22日