台湾の「FOODTECH TAIPEI」に出掛けました。

中華料理に特化した食品加工機械が多数見られました。

台湾の南港展覧館「一館」で開催された食品機械に関する見本市の「FOODTECH TAIPEI」に出掛けました。この見本市会場は「TAIPEI PACK」と共通していました。毎年、東京ビッグサイトで開催される「食品機械産業展(FOOMA)」とほぼ同じ内容の見本市です。
 台湾と言えば中華料理の本場であり、このため中華料理専門の食品機械が出品されていました。1番目の写真は小龍包を自動生産する機械で、2番目の写真は肉まん、あんまんを自動生産する機械で、3番目の写真は餃子を半自動で生産する機械で、4番目の写真は焼売を半自動で生産する機械です。いずれも台湾のメーカーにより製造された機械なのですが、日本の食品機械産業展で見かけたものとほぼ同じでした。日本のメーカーからライセンスを受けたかどうかは不明ですが、良く似ていました。
 台湾の機械製造メーカーも頑張っているようなのですが、技術開発には未だ一歩遅いようです。また、台湾だけのマーケットが狭いことから、独自技術の開発は出来にくいのかもしれません。このため、最先端の食品製造機械については輸入に頼らなければならないところがあります。5番目の写真は日本のIHIが製造している蒸気加熱釜を輸入している商社です。この他にも日本の有名メーカーの製品を輸入している商社を見かけることがありました。
 6番目の写真はソーセージを製造する機械で、極めて精巧に出来ているものでした。台湾製かと思ったらデンマーク製でした。やはり、その国の技術で特徴のある機械は輸入せざるを得ないようでした。
 直接ブースを借りている日本の企業も見かけられました。7番目の写真は新潟燕市にある調理用具を販売している商社で、地元製の金網や包丁などを出品していました。「台湾でも同じ商品があって、そちらの方が安いのではないか」と質問したところ、「日本製は丈夫で壊れにくいので人気があり、高くてもうれています」と返事された。
 8番目の写真は美濃焼きの食器を展示しているブースです。台湾の日本料理店に向けて輸出しているようです。台湾にも瀬戸物を製造している企業は存在していますが、わざわざ和風のデザインをした食器を製造することはないからでしょう。

2023年8月12日