あまり見かけることもない鉄道にしか使われない商品です。

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鉄道には独特の商品があり、どの鉄道会社でも使用しています。

 鉄道、特に鉄路の保守や点検のためには専用の商品があり、それらは各鉄道会社に常備されていて、どこかで使われているのです。
 1段目の写真は車椅子を運搬するためのトロッコです。レールの上のトロッコを押して車椅子を移送するためのものです。使用目的を尋ねたところ、車両故障で運行が停止したときに、車両に乗っている障害者、病人を早く移動させるために利用するのだそうです。
 2段目の写真は一人乗りのトロッコで、こちらは保線作業員が移動するために使用するのだそうです。優れているのは、このトロッコは電池で動作するのです。EV化はここまで進歩しているのです。
 3段目の写真は架線に電気が流れているかどうかを検知するための検査器です。釣り竿のような棒を伸ばして架線に接触させ、電荷がかかっているかどうかを判断するために使用されます。各工事現場には必ず配置されるため、全国では膨大な数の需要があると思われます。
 4段目の写真は車内にある吊手の変形例です。丸や三角の平凡なデザインではなく、このようなデザインの吊手も販売できます、という展示でした。
 5段目の写真は土手の雑草を刈り取るための機械で、無人で自走するため広い範囲の土手の刈り取り作業を短時間で行えるのだそうです。その昔は人力で土手の除草作業をしていたことを思い出しました。
 6段目、7段目の写真は新幹線などでお馴染みの水洗トイレです。飛行機のトイレと同じであり、少量の水と共に用便を吸引することができます。排出した用便は背部にあるタンクに貯留し、終着駅で処理することになります。便器自体はどこかで見かけることができるのですが、内部構造まで見ることは稀でしょう。
2019年12月30日