始めてみる商品はどれも新鮮です。

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人生で始めて見る商品はいつも好奇心で気持ちが高ぶります。

毎年の「彩の国ビジネスアリーナ」では、新規な出店者のブースがあり、今までの人生で見かけたことのない商品(新製品であるか、従来製品であるかを問わず)と出会います。世のなかににこんな商品があって、それを必要としている消費者がどこかにいるのだ、ということが判ります。好奇心を満足させるものであり、新商品ウオッチャーにはまたとない機会を与えてくれます。
この見本市では、埼玉県や産業振興公社の職員が一年がかりで出店するに価するような地場の中小企業を見つけています。そんな努力で会場には毎年新しい出店者がブースを開店しているのです。また、そうでもしなければ見本市がマンネリとなり、毎年同じ出店者であれば来場者は減少していくでしょう。
一段目の写真は神社が販売する縁起物を製造している企業で、破魔矢や絵馬など1万種類以上を製造しているそうです。従業員も80人近くいて、家内産業かとおもったら立派な製造メーカーでした。
二段目の写真はベルトの下に小さな箱が付けられていて、このままでは用途が判りません。三段目の写真にあるように、このベルトを牛の首に廻して固定し、カウベルのように箱を牛の首下に吊り下げるようにするのです。箱には振動を検知するセンサーが取り付けられていて、牛の動作を常時監視できるのだそうです。牛の行動範囲、餌の食事時間、寝ている時間などを観察し、牛の健康状態を24時間監視できるのです。畜産の業界にも先端技術が進出しているのです。
四段目の写真は小さな袋に入れられた薬品ですが、このままでは何に使用するか判りません。五段目の写真にあるように、袋の中の薬品を水に投入すると泡がでて、水面を泡で覆うことできるのです。成分は重曹であり、水と反応して泡を出すため、この原理は昔から知られています。ではどのような用途に使用するか、といえば、この薬品を水洗便所に投入し、小便が飛散しないようにしたり、大便を隠す作用ができるのだそうです。まあ、あれば便利ですが、これだけの目的のためにこの薬品をわざわざ購入する人は少ないのではないでしょうか。
2019年3月3日