今年も会場は盛況で、熱気がありました。

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人口が高齢化していくため葬儀は増えざるを得ないのです。

 今年も葬儀業界を来場者の対象とした「フューネラルビジネスフェア」に出掛けてきました。衰退していく業界や景気の波により来場者数が変動する業界が多いなかで、葬儀業界は年々盛況になっています。これは高齢化により死亡者数が増加していくためで、これから20年は葬儀の件数は増加せざるを得ないからです。

二段目の写真は会場の通路で、葬儀屋、斎場関係者で混雑していました。皆様、仕事が仕事なので、黒服で来場される方が多く、これが他の見本市とは違った雰囲気になります。会場内には葬儀でしか使われない商品が並べられていました。三段目、四段目の写真は斎場の入口で必ず見かけられる案内板です。葬儀が決まってから短時間で大きな看板を準備しなければならないため、特殊なプリンターで印刷していました。最近は液晶サイネージにより電子的に表示する方法も採用されてきています。これならデーターを入力するだけで瞬時に案内を表示できるでしょう。ただ、大型の看板や屋外での使用ではまだ紙による印刷が主流であり、暫くは人海戦術によらなければならないでしょう。
五段目、六段目の写真は棺桶を展示するブースです。最近は葬儀をせずに、火葬場に直行する直葬が多くなっていますが、それでも棺桶は必ず利用されます。棺桶に入っていないと火葬場が拒否されるからです。
七段目の写真では、何をしている業者がよく分かりませんが、この会社では葬儀屋向けの経営コンサルタントをしていました。実は、葬儀屋の業界でも競争が激しくなり、旧来の経営方法では競争に負けてしまい、廃業する会社も多いのだそうです。このため、この見本市では複数の経営コンサルタントの会社が出店していました。葬儀業界も大変なのです。
2018年7月7日