葬儀業界でも新商品の開発が盛んなのです。

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付加価値の高い葬儀を演出するための商品が毎年出品されています。

 最近の葬儀は簡略化されることが多くなってます。家族葬とかで安くしたい遺族が多いからでしょう。しかし、葬儀屋は高い費用を払ってもらわなければ儲かりません。このため、葬儀の付加価値を高めるための商品や道具が必要となり、そのためにそれらを供給する業者が現れているのです。毎年のように新製品が出品されるのは、葬儀屋にとって必要不可欠の販売品やサービスのためなのです。
 一段目の写真は、浮かび上がる遺影で、焼香台の中に組み込まれていて、手前で焼香すると遺影が浮かんでくる装置です。眼の錯覚を利用して、遺影を空中に浮かび上がらせることができるのです。
 二段目の写真は木製の杖であり、金属は一切使用していないため棺桶に収めて火葬してもかまわないというものです。故人が愛用していた杖を棺桶に入れたがる遺族が多いらしいのですが、金属やカーボンでできた杖は火葬場から断られるのです。このため、燃やせる杖を開発したのです。
 三段目の写真は改造車で有名な富山の光岡自動車が開発した霊柩車です。光岡らしい派手なデザインとなっていました。黒塗りの霊柩車とは違った雰囲気がありました。
 四段目の写真は、何と青山葬儀所が出店したブースです。芸能人や政治家の葬儀ではかならずと言っていいほど青山葬儀所が利用され、ニュースでは良く放映されています。ただし、建物は東京都のものなのですが、運営しているのは日比谷花壇です。指定運営企業として一括で使用されているのです。
 五段目、六段目の写真は、軽四輪に載せられた火葬炉で、ペットなどの動物を専門に焼却するものです。このような商品も専門の業者がいるのです。
2018年7月7日