活況が出てきた環境展でした。

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新しい建築が始まると産業廃棄物業界は活性化するのです。

今年の環境展にでかけました。数年前の環境展では出店者が減少し、来場者もパラパラという光景であり、侘しい感じがしました。今年は出店者が515社となり、来場者は15万人を越えるような盛況でした。これには建築・建設業界の好況に関連しています。現在、オリンピックの開催に向けて新たな建物や施設が建設されています。また、東日本大震災による復興のためのビルや住宅などが建設され、さらに、首都圏では新規マンションの建設が盛んとなっています。新規にビルやマンションを建設するとなれば、古いビルやマンションを取り壊さなければならず、その廃材の処理が必要となります。こうした連鎖により、産業廃棄物処理の業界にも建設ラッシュの影響があり、環境展で新しい機材やシステムを購入しなければならない需要が発生したからでしょう。建設業界の好況の周期は7年であると言われ、連動した産業廃棄物処理の業界も同じ周期で好況の周期が巡っているのです。
環境展を毎年眺めていると、社会の変化がそのまま影響していることが判ります。数年前はプラスチック資材が高騰し、中国から買い付けの業者が多数ブースを並べていました。現在はそれらの企業は一社も見当たらず、撤退していったようです。また、廃棄物処分法の改正により、出店する業者が大きく入れ代わることがあり、法規制により出店者、来場者に大きな影響を与える見本市と言えるでしょう。
今年の特色としては、生ゴミや堆肥の処理業者の出店が多くなっています。養豚場や養鶏場での需要が増えてきたことと、処理した残滓の規制が厳しくなってきたからでしょう。また、リサイクルに関する業者の出店も多くなっていました。
三段目の写真は、廃棄物を分別して各保管場に搬送するための装置で、投入された廃材ガラが自動的に分けられ、それぞれベルトコンベアーにより保管場所にまで搬送することができます。元々、産業廃棄物処理の機械は巨大なものが多く、この分別装置は小さな方であり、ブースではカタログ、写真による紹介しかできないものです。四段目の写真は、コンクリートの建築物を破砕するためのクラッシャーで、建築現場ではよく見かけるものです。五段目の写真は、取り壊した廃材の中から砂利や金属片を分別するための装置で、バックホーなどに取り付けて使用するものです。
産業廃棄物の処理の一つに、素材のリサイクルがあります。六段目から八段目の写真は、ペットボトルを投入して、キャップと本体を仕分けるための機械です。10年以上前にペットボトルの廃棄に規制が加わった時には多数の業者が類似品を出品していましたが、今年は数社もありませんでした。
2017年8月10日