普段は見ることのできない製品を見学できます。

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飛行機の内部を見る機会は滅多にありません。外国からの売り込みもあります。

「国際航空宇宙展」では航空機に使われる機材や部品が展示されていました。飛行機の外観はお馴染みなのですが、内部の機材について見ることができるのは滅多に無いことです。国内外のメーカーの製品が並んでいました。
一段目、二段目の写真はIHI社のブースで、ジェットエンジンの見本が並べられていました。それぞれは過去に製造されたもので、古いものは昭和15年に製造された戦闘機用の古典的なジェットエンジンも展示されていました。
三段目の写真は三菱重工業のブースで、人工衛星が出品されていました。この他にもロケットの模型などの展示もありました。
四段目の写真は中国の航空機製造メーカーのブースで、独自開発したと言われる民間用航空機の売り込みをしてました。ただし、この航空機はアメリカの形式認定を受けたものではないため、中国国内での運用に限られるようです。五段目の写真は中国空軍の軍人で、この日の会場を視察に来たようです。他国の技術水準の観察ではないでしょうか。
六段目の写真は台湾のメーカーのブースで、台湾でもノックダウンであるが一部の戦闘機などを組み立てているようです。
会場内の商談エリアには機械、部品を売り込むメーカーとそれを購入しようとする企業が商談をしていました。滅多やたらに外人の数が多いのが特徴です。また、出店者の企業名には「○○・ジャパン株式会社」という表示が多く、外資系の企業が目立っています。日本企業の出店といっても、実際には外国資本による日本法人であり、駐在員は外人というケースが多いようです。
2016年10月17日