上野をシンボルとした台東区だけの見本市です。

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台東区は意外にモダンで新しいことが多いのです。

 台東区が主催する「台東区産業フェア」に、今回初めて出掛けてきました。会場は当然のように台東区にある都立産業貿易センター台東館で、浅草駅から数分の距離にありました。台東区から連想するのは東京の下町であり、上野駅があるため東北からの上京客が最初に到着する場所です。江戸時代や明治、大正時代には工芸品の製造が盛んでしたが、戦後になると工業製品は大田区に、中小製造業は葛飾区、墨田区などに奪われ、昨今はあまり目立たなくなりました。そのため、台東区では独自の見本市を開催して、産業を復活させようとしているようです。
 会場には細かいブースが並べられていましたが、見本市の知名度がイマイチということで、来場者は比較的少ないものでした。場所が都心から離れていて、宣伝もあまりしないのでこんな程度かな、と思いました。
 台東区には御徒町があり、ここは宝飾品の問屋や小売店が並んでいる全国でも有名な宝石の街です。三段目の写真にあるように、この見本市には多数の宝飾関係のブースが並んでいて、即売をしていました。価格が高いか安いかは私には判りませんが、もし、通常の価格よりも安く即売したなら、会場には一般客が溢れるのではないかと思います。例え、5%でも6%でも安ければ、それを目当てにして主婦やOLがやって来るはずです。女性は1円でも安ければ口コミで集まってくるのです。一度、宝飾品の安売りをしてみていただけないでしょうか。
 四段目の写真は、外人観光客を相手にした日本風のお土産品を卸売する会社です。海外からの観光客が目指す東京の観光地は台東区の浅草です。そこでは日本風のデザインをした土産物を販売しています。この会社はありとあらゆる和風の土産物を揃えて展示してました。
2016年8月13日