環境の保護と省エネに関する商品が出品されてました。

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環境保全のためには色々なアイデアが出されてました。

環境展では新型の商品が出品されていました。一段目の写真は巨大な装置ですが、これは集塵機です。工場などに据えつけられた集塵機は今まで多くありますが、これは移動できるユニット型の集塵機です。トンネルの工事現場などでは塵埃が舞い上がり、作業員にとって健康被害の原因となります。このため、工事現場にこの装置を持ち込み、コンクリートなどの塵埃を集塵して環境を良好にさせるために用いるそうです。二段目の写真は回収したプラスチックの小片を色により分離する装置です。色による識別分離装置は珍しいものではありませんが、装置のデザインが良いのです。この種の装置は工場などで使用されることが多いため、外観のデザインはあまり重視されず無骨なものが多いのです。製造しているメーカーは精米機で有名なサタケでした。元々は豆類などの色彩選別に使われていた装置を転用したもので、さすがは大手企業だけのことはあるなと感じました。
併設して開催された地球温暖化防止展では珍しい商品を見つけました。三段目の写真は太陽光発電機付きユニットハウスで、このハウスを設置すれば、自家発電して冷房などの電力を賄うことができるのだそうです。しかし、ハウスで消費する全ての電力をこの太陽光発電機で供給できるかどうかは不明です。四段目の写真は害鳥を駆除するための音波発生機です。害鳥が集まるエリアに向けて特定の周波数の音波を発射すると、害鳥が逃げ出すのだそうです。爆発音などで害鳥を脅かす装置は過去にありましたが、音波を発射させる装置は始めてみました。五段目の写真はパンク対策のシステムです。タイヤの中に特殊な液体を充満させておき、タイヤに穴が明いたときには中の液体が漏れだして穴を塞ぐことができるのだそうです。このシステム自体は数十年前から知られたものであり、珍しいものではなさそうです。
2014年6月16日