焼肉店への唯一の見本市です。

14yakiniku01
14yakiniku02
14yakiniku04
14yakiniku03
14yakiniku05
14yakiniku06
会場には焼肉の臭いが充満していました。

 久しぶりに「焼肉ビジネスフェア」に出かけてきました。3年ぶりですが、会場は何時も池袋です。焼肉に関する見本市なので、出店者は食肉卸業者が大半で、来場者は焼肉店経営者がほとんどです。業界が絞られているため出店者は少なく、会場は狭いのですが全国の焼肉店の経営者としては唯一の情報源なので多数来場していました。会場内はキムチの匂いと韓国語が飛び交ってました。本場の韓国からは、マッコリ、キムチなどの特産品を販売する業者が多数出店していたからです。チョゴリを着用したマネキンもいて、狭い通路には来場者が溢れていました。
 焼肉店を相手にしているので、当然のように食肉業者のブースが目立ちます。どのブースでも焼肉の試食を提供していましたが、会場内には焼肉の試食ばかりで、野菜や米飯などのあっさりした食品はありません。会場の端から端まで、焼肉を試食すると口の中が油だらけになるようでした。
 焼肉で使用する食肉には輸入物が多く使われていて、特にアメリカ産の牛肉は大きな比率を閉めています。五段目の写真にあるように、米国商務省では牛肉の輸出に力を入れていて、大きなブースを出店していました。食肉のあらゆる部位をパッケージにして、食肉卸店や大規模食品店にアッピールしていました。全国には数多くの焼肉店があるので、全ての年間消費量を集計すると膨大な量になります。この巨大な食肉のマーケットを狙って、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、カナダなどの畜産国が少しでも多く輸出しようと必死なのです。
2014年1月24日