中小企業ならの奇抜な発想がありました。

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こんなユニークな商品は大企業に負けません。

 東京ビジネスサミットでは、全国の中小企業が出店し、独自の商品を展示することから、思いも寄らない商品と出会うことがあります。
 一段目の写真は駄菓子屋をモチーフとしたブースなのですが、この家屋、什器の全ては段ボールで出来ています。本業は段ボールの加工業であり、ディスプレーなどの製作を請け負うこともあり、このようなブースは得意な分野なのだそうです。駄菓子屋の横にあるポストも段ボール製でした。ディスプレーを段ボールで製作することは良くあることですが、ここまで凝ったブースは始めてでした。
 三段目、四段目はボールペン、万年筆です。一見すると素材が羽根のように見えるのですが、三段目の写真の手前にあるように、杉の寄木を削りだしたものです。工務店の社長が考えたもので、一本一本づつ異なっています。
 五段目の写真ではボトルに入れたジュースかお酒のように見えるのですが、これは濃縮した温泉水なのです。温泉の水分を低温で蒸発させ、濃縮したものをボトルに入れて販売するのだそうです。1瓶3000円で、家庭用浴槽で1回使えるとのこと。家族4人で温泉に入って3000円は高いかどうか、考えるところでしょう。交通費をかけて温泉地にでかけずに、自宅で同じ成分の温泉水に入浴できるのなら安いものでしょうか。ただ、この出店者は贈答用を考えており、貰った人が家族で温泉気分を味わうためのものとのことでした。
2013年10月10日