中小企業向けですが、少し陰りがでてきたようです。

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民間主導による中小企業を対象としているのですが、大幅な工夫が必要でしょう。

中小企業を対象とした「東京ビジネスサミット」に出掛けてきました。今回は第27回ということで、四半世紀も続いてきたことになります。中小企業を対象とした見本市は、中小企業総合展と産業交流展が有名ですが、これらは官製のもので、税金で開催されてます。民間企業が主催し、中小企業が出店しているのは私の知る限りではこの見本市しかないと考えてます。
元々は地方の信用金庫、信用組合を対象とし、各金融機関の優良顧客を出店するように勧誘していたようです。地方の中小企業にとっては、安価な費用で東京で商談できるメリットがあり、以前はそれなりに盛んでした。金融機関が顧客を引き連れて出店しているのは今も変わりなく、二段目の写真では北陸にある複数の金融機関が共同で借り上げたブースであり、三段目の写真は静岡の金融機関が借り上げたブースです。
ただ、この見本市は毎年のように盛り上がりが欠けていくようです。今年の出店者数は発表されなかったのですが、多分昨年よりも減っていると考えられます。昨年は218社であったので、今年の出店者数は200社以下ではないかと推測されます。四段目の写真のあるように、中央の通路は幅広くなり、来場者も少なくて閑散としていました。
この見本市の方針もそろそろ変える時期ではないかと思うのですが。
2013年10月10日