食材はいつも新しいものが求められています。







顧客はいつも目新しい味と料理に魅力があるのです。

 外食産業、飲食店を相手にした見本市であることから、出店者は食材を提供する企業が目立っています。一段目、二段目の写真では、魚の干物を専門とする企業のブースで、「伴助」というブランドです。干物に刻印を焼き印しており、最近は居酒屋などで有名になってきました。二段目の写真の上にある大きな干物はキンキであり、これ一枚で3万円するとのこと。なお、干物の加工は国内なのですが、魚は輸入した冷凍物のようです。
 三段目、四段目の写真は中国産の松茸で、どうも中国人の経営する商社が輸入しているようです。日本とは気候が異なるため、8月の暑い盛りにも松茸を輸入できるようです。
 五段目、六段目の写真は中華麺を製造するメーカーのブースで、各種の麺の玉を展示してました。素材の種類、麺の太さ、材料の混入比率によってどんな中華麺でも製造します、というのこの企業の売り物なのだそうです。展示してある中華麺の種類だけで100種以上あり、実際にはこの2、3倍の種類を製造できるそうです。ラーメン専門店では、「当店オリジナルの特製の麺を使ってます」などと宣伝していますが、実際にはこのような製麺業者が製造を請け負っているのです。つまり、一般の麺とは違った種類の麺は誰でもできるのです。
2013年8月16日