外食産業、飲食店を支援する企業が多いのです。





外食の店舗は数多く、支援する業界も桁違いに多いのです。

 外食産業、飲食店の業務に関連した企業のブースも目立っています。一段目の写真はケバブの道具(グリラー)を販売する企業であり、写真のグリラーはトルコ製なのだそうです。世界的にケバブのグリラーはドイツ製とトルコ製で二分されており、日本で使われているグリラーは輸入物なのだそうです。日本ではグリラーの需要はそれほど多くなく、現地で大量に生産している商品の方が安いはずなのです。
 二段目の写真は、ファックスで居酒屋の集客を支援しようとする企業のブースです。居酒屋の周囲数百メートル以内にある会社のファックスに向けて、宴会の予約を促す宣伝を送るのだそうです。ファックスは紙で出力されるため、メールと違って消去されることは少なく、宴会予約に結び付ける成果が大きいのだそうです。アナログ的なのですが、まだまだこのような需要はあるようです。
 三段目、四段目の写真は瀬戸市から出店した食器業者です。食器を販売するのではなく、カタログから1万円分の食器を無料で注文できることを売り物にしていました。どのような仕掛けであるかと説明すると、先ずこのブースで名刺を渡すと後日カタログと無料注文書が送られてきます。カタログで食器を選んで、1万円分であれば見本として無料で発注できます。飲食店では、その見本により大量に注文するかどうかを決定することになりますが、無料分を受け取るだけで本発注しなくても構わないない、と言うのがこの企業の説明なのです。この企業では、継続して顧客として成約するのは確率は3割と考えていて、無料で1万円分の見本を発送してもそれは広告費を考えているようです。雑誌の業界でも、見本誌を無料で発送し、それにより内容を考慮して定期講読に結び付ける商法は昔からあるのですが、商財が食器では珍しいのではないかと思われます。
2013年8月16日