外食産業には何でもありありの見本市でした。






何でもあるので便利なことは弁理なのですが。

 ラーメンや麺を主体とする飲食店関係者を対象とした「NOODLE WORLD」という不思議な見本市に出掛けてきました。この見本市のサブタイトルは「日本最大!外食・フランチャイズ産業活性化のための専門展示会」というものですが、大きく分けて3つの見本市から構成され、その下位の分野は次のように分化されてました。
 1、NOODLE WORLD 2113
   第8回 ラーメン産業展
   第4回 そば・うどん産業展
   第4回 パスタ産業展
 2、INTE-FOOD JAPAN 2013
   第6回 居酒屋産業展
   第2回 日本全国名産品・特産品展
   第5回 飲食店開業支援展
   第2回 ホテル・日本料理産業展
   第1回 カフェ・喫茶産業展
   第4回 販促・店舗装飾EXPO
   第3回 店舗環境改善展
 3、第4回 フランチャイズ・独立開業支援展
 飲食店、外食産業に関連する業種なら何でも含まれることになります。この見本市の主催者は横浜パシフィコを会場とし、ラーメン店を対象にしたラーメン産業展を開催していました。それが時流に乗って当たったため、麺関連の他の外食産業の分野にも進出してきたのです。あれやこれやと手を広げたので、このように「何でもあり」のテーマとなってしまったようです。こうなると、来場する者にとってはどれがメインなのか分からなくなります。しかし、他に飲食・外食に関係する見本市が少ないため、経営者にとってみれば「行ってみれば何かあるのでは」という好奇心をそそるかもしれません。
 会場内では来場者で大変な混雑でした。これも安倍政権による景気復活により、飲食店にも顧客が増えてきて、料理の種類を増やしたり、店舗の改装をしよう、という気分になってきたせいかもしれません。早速のように会場内には、安倍政権のアベノミクス効果をもじったブースが出店してました。四段目の写真にあるクリタ食品という会社では、「クリタノミクス」とタイトルして、安倍政権による三本の矢を真似して、「開発力、多彩な製法、お客様本位」という看板が出ていました。要するに、この会社の商品を買えば、飲食店は儲かりますよ、とアッピールしたいのでしょう。
2013年8月15日