大家さんの悩みの種は只一つ。






部屋をどうしたら埋めることができるか、解決します。

賃貸住宅フェアでは大家さんの一番の悩み、「賃貸物件が空室になって、次の入居者が決まらない。」ことを解決してくれる企業の出店が目立ってます。大家さんが一番おそれているのは、空室になって賃料が入らなくなることなのです。日本国内では住宅は余っていて、どの大家さんも空室対策に力を入れているのです。昔のように、黙っていても入居者が集まってくる時代は過ぎてしまったのです。空室対策では色々と知恵だしているようで、思いもかけないような企業が出店してました。
一段目の写真は、「モクチン住宅」を魅力のある賃貸住宅に再生しよう、というリフォーム会社です。30年以上前は、賃貸住宅と言えば「木造、賃貸、共同住宅」、略して「モクチン住宅」ばかりでした。現在は、賃貸住宅と言えば鉄筋のマンションばかりとなり、モクチン住宅には目もかけられません。そこで、この会社は木造アパートの内外をリフォームし、若者向けにデザインしなおして集客率を上昇させよう、と説明していました。要するに、木造アパートを厚化粧しモダンにすることなのですが、根本的には昔ながらの安普請のアパートをマンションに改築しなければ問題は解消しないでしょう。
二段目、三段目の写真は、今はやりのシェアーハウスを提案する会社です。一つのアパート、マンションを改造し、居間や台所を共用して集団生活をしよう、とするものです。比較的安く入居できるのが魅力ですが、今まで日本には見かけられなかった生活システムなので、どの程度普及するか問題でしょう。
四段目の写真は、大家さんの代わりにアパートの管理を代行してくれる企業です。昔は、水道が止まったり、鍵が壊れたりすると入居者は大家さんに連絡してました。夜中でも大家さんは対応しなければなりません。そこで、この会社は24時間、何時でも入居者からのトラブルの電話を受け付けて、トラブルを解消します、というのが売り物です。五段目の写真は入居者が孤独死した後の処理を一括して受諾する会社です。最近はアパートで孤独死する老人が増えていて、大家さんも困っているようです。あまり嬉しくないサービスですが、このような会社が無いと後片付けができないのです。
2013年8月8日