近づくとあの香りがしてきます。

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お線香のトップメーカー。

比較的広いブースを設営しているのは、お線香の業界ではトップクラスの日本香堂でした。テレビなどのコマーシャルで有名であり、今更ここで説明する必要もないでしょう。大企業ではありながら新商品開発は続けているようで(開発をしなければ大企業であっても生き残れないはず)、今年は納棺に使用する散華(蓮の花びらの形をした紙)を展示してました。棺に生花を詰めることはどこでも行われてますが、香木の入った散華を生花と同じように詰めていこうと提案してました。なるほど、生花の香りと散華の香りを使って二重の香りを演出しようというものでしょうか。三段目の写真で、台の下にある麻袋の中身は香木の原材料です。白檀、伽羅などの7種類の原料がそのまま展示されていました。原料の名称は知っていましたが、原料そのものを見ることができたのは今回が始めてです。全て輸入品で高価なもので、私が「小さくてもいいから木っ端」を貰えないか、と相談したところ、簡単に断られました。
2011年7月2日