今年も盛況でした。

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来場者は多かったのですが、出展社は少し減ってました。


お葬式業界の唯一の見本市「フューネラルビジネスフェア」に出掛けてきました。生きている人は何時か必ず亡くなり、亡くなるとお葬式を出さなければならず、死亡者の数が増えると業界は拡大していきます。昨年まではこの見本市は毎年盛大となり、出店者数が増えていたのですが、今年は出店者が減少し、以前は出店していた企業を見かけなくなっています。しかし、来場者は増えているようで、混雑していました。葬儀社の社員研修の一環ではないかと思われます。若い人が多く、この業界にも新卒者が就職しているようです。
二段目、三段目の写真はお骨をいれる骨壺ですが、実にカラフルとなってきています。人生最後の住処となるのですから、豪華で華やかな入れ物にしたいと願っているのでしょうか。最近は作家による制作もあるようで、絵柄に特色がある壺もありました。四段目の写真は、打ち掛けではなく仏衣です。遠目に見ると友禅染のように見えますが、レーヨンやポリエステルなどの燃えやすい素材でできてます。最後の衣装も華麗なものを選びたいのでしょうか。五段目の写真はiPadを使用して葬儀の営業を補助するデモンストレーションをしている出店者でした。これから葬儀を執り行いたい喪主と営業部員がiPadを介して商談を進めることができるソフトを展示してました。六段目の写真にあるように、画面にはこれから行う葬儀の祭壇の見本が表示され、価格などもその場で見積もることができるようになってます。紙のカタログよりも見やすく、説明が簡単になるのですが、この業界にもIT化が否応なしに浸透してきているようです。昨年も同じiPadで商談の補助をするソフトを展示していた出店者がいましたが、今年のものはさらに進化していました。
2011年7月2日