飲むのがためらわれるような作品でしょうか。

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雑誌などでは知っていたのですが、現物を見るのは初めてでした。


 コーヒーの見本市の会場では、コーヒー豆や抽出機械などの商品を展示すると同時に、バリスタ(要するに、コーヒー豆からコーヒーを抽出してサービスする技能者のこと)のチャンピオンを決めるイベントもありました。高級な喫茶店に向けた技能向上と技能者養成のための啓蒙活動の一環なのでしょう。マンネリ化する喫茶店に対して、最新の技術を発表することで喫茶店の地位向上と集客力を高めることが狙いのようです。最終的には高価なコーヒー豆を沢山消費してもらうことが目的なのですが。
 そんなコーヒー抽出の技術の一つにドローイングがあります。コーヒーの表面にミルクを注ぎ、黒色のコーヒーの表面に白色のミルクで絵を書く技能です。最近流行ってきたようです。このブースでは一生懸命にドローイングを試してくれていました。三段目の写真にあるように、ウサギと猫の図柄が表現されてました。
 遊び心で楽しいものなのですが、飲んだら絵が消えてしまうのが残念です。
2009年10月28日