個性のあるブースばかりでした。

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全国から集まった会社なので個性派だらけです。
面白い企業が多いのですが、全部を紹介できないのが残念。


 「ベンチャーフェア2008」では変わった(努力している、と言った方が正しいか)会社が出店してました。沢山あったのですが、その中で印象に残った出店者を掲載してみます。
 一段目の写真に出ている人はフーテンの寅さん風の服装で、一見するとテキ屋みたいですがれっきとした社長です。昭和レトロをテーマとした駄菓子屋、飲食店などを複数展開する会社です。お台場のデッキにあるレトロ村はこの人が仕掛けたものです。現在、あちこちに見かけられる昭和レトロに店舗内を内装した飲食店やテーマパークの最初の開拓者だそうです。元々はイベント屋でしたが、昭和時代に特化した雰囲気の店舗を開業して成功しました。本人のスタイルも昭和時代を象徴するようなものにしてみたかったのでしょう。しかし、もうすでに成功してしまった会社なので、ベンチャーフェアに出店しなくともいいのではないかと思うのはやっかみでしょうか。
 二段目の写真は、ソーラー電池によって発電した電力で動く看板を製造する会社です。ブース上にある木挽きの人形がノコギリを動かしていました。本業は大工さんなんだそうですが、自社の宣伝のために開発したそうです。ソーラー電池で動く看板はもうすでにあちこちに見られますが、このように素人が描いたようなデザインが注目を集めるのです。これが若いデザイナーによって洗練されたデザインとなったら面白みが無くなります。こんな素朴な図柄がいいのです。
 三段目の写真は合成樹脂でできた半畳の畳です。学校などの床にこの畳を敷くと、座りながら学習ができるというものです。礼儀作法などを勉強するには都合がいいでしょう。社長は災害対策のために、公民館などにも売り込みたいと説明していました。しかし、価格が半畳1枚が1万円もするので高価なのです。せめて半額にはならないでしょうか。なお、会社は北海道であって、畳の生産地の中国地方ではありません。
2008年3月9日