茨城県による大商談会です。

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茨城県の県庁が音頭をとって開催しました。
地方から東京に向かうのが現在の見本市の潮流です。


茨城県が主催した「いばらぎ産業大県フェア」です。協賛は、地元金融機関、中小企業育成公社、公共団体などが多数であり、地方公共団体の主催としては大がかりな見本市でした。茨城県にある企業(大から中小零細まで含めて)が参加でき、東京で大きな商談を期待して出店していました。茨城県の地域の産業が沈滞したので、全国に地元企業の技術力や特色を発信しようとするものでしょう。なお、茨城県が東京に進出した他の理由には、県内に規模の大きな展示会場が無いこともあります。しかし、このように東京に打って出るのはいいことです。茨城県は今年が始めての開催ですが、これから毎年恒例になるでしょう。
 会場内は多数の企業を出店させるために、ブースを細かくしてあり、通常の半分の面積でした。しかし、商談にはこれだけの広さがあれば十分です。まずは東京で出店してみて、来場者の反応を見ることが大切です。
 三段目の写真は工業団地の売り込みでした。茨城県では、公社が各地に工業団地を造成し、企業を誘致しているのですが今のご時世では中々進出しておりません。県庁が主催するのですがから、当然のように県が造成した工業団地の売り込みも一生懸命でした。なお、このブースは入口正面に設けられていて、いやでも目につくものでした。
 四段目の写真はビジネスマッチングの会場です。会場に待機している茨城県の企業に対し、商談をしたい来場者が打ち合わせする場を設けたものです。一回の商談は15分程度で、来場者が順次交代して面談してました。民間の見本市ではこのような商談の場は設けられていないのが通例で、やっぱり公共団体が主催したためにこのような面談会場を開設したのでしょうか。
2006年7月23日