新商品なのですが、実際の需要がどの程度見込まれるか問題です。

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新規の事業を立ち上げるのは大変なのですが、立ち上げなければ次に進みません。

今年は新規に出店した企業が多かったので、今まで見たことのない商品を見かけることができました。一回の出店ではそれなりの経費もかかります。しかし、見本市は新商品のお披露目の場であると共に、社会が評価、認知してくれる場でもあるのです。チャレンジしてみて下さい。
一段目の写真は京扇子を展示しているブースで、下の扇子は昔からある黒地の紙に金文字でお経を印刷したものです。上の扇子は白紙ですが、近親者が故人を忍んだ文字を書き入れるものです。どちらも納棺の際に入れるために使用されるものです。お経を印刷した黒扇子は昔から見られるものですが、白地の扇子は初めてのようです。
 二段目、三段目の写真は遺骨の手元供養を行うための仏壇のようなものだそうです。遺骨を粉砕してカルシュウムを混ぜて焼結し、長方形の石に固めます。その石を引き出しのようになった仏壇に収納して手元供養をすることができるということです。家族が少なかったり、後継者がいないような場合には便利なのだそうです。最終的に承継する人がいなくなったら、この企業が提携している寺院に納骨してもらう、というシステムになっているそうです。
四段目、五段目の写真は小さな千羽鶴を販売しているブースでした。納棺の時にこの千羽鶴を遺骸の上の散布すれば、出棺の演出ができるのではないか、と説明していました。この企業は、受刑者に作業をさせる仕事を刑務所に発注するのが専門なのだそうです。昨今は受刑者が高齢化し、単純作業しかできない受刑者が増えてきたそうです。そこで、刑務所では受刑者に千羽鶴を折らせ、それを販売できないか、と考えたようです。製造原価は極めて安いのですが、これをどのように販売するかが皆目見当がつかなかったようでした。この企業では葬儀業界に売れないだろうか、と持ち込んだようでした。企業としては日頃刑務所に安い人件費で仕事を発注している関係で、このような難問を受けざるを得なかったようです。説明を聞いていて、これは難しい商品だな、と感じました。

2023年7月5日