新しい棺桶の提案。

昔からある棺桶の形態を変えようと試行錯誤しているようです。
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今年の「フューネラルビジネスフェア」では新型の棺桶が目立っていました。棺桶はその昔から形態、大きさにはあまり変化が無く、材質や装飾を変える程度の差しかありませんでした。遺体を収納する目的のため、大きさなどには変えようが無かったからでしょう。どのような理由か不明ですが、今年は新型の棺桶を多く目にしました。業者の方でも色々と工夫して、少しでも売れる新型を開発しているようです。
一段目から三段目の写真は、ベッドから棺桶に変えることができます。三方向にあるパネルを立ち上げるとベッドが棺桶になるように工夫してありました。亡くなられた時の姿をそのまま維持し、出棺の際には棺桶に変えてしまうというものです。
四段目の写真は変哲もない棺桶なのですが、蓋が祭壇になっているものです。棺桶を支える脚部分とプラスチックの棺桶を覆う透明なカバーは葬儀屋が持参し、脚部分に棺桶を載置すると同時に蓋を立てて祭壇の変わりに使うという構成になっています。蓋の内側に遺影などを貼れば祭壇らしく見えるので、簡素な葬儀であればこれだけで十分ということになります。
五段目の写真は乳児のための棺桶で、紙でできていました。棺桶というものは大人用のものしかなかったので、このような小型の棺桶の需要もあるようです。

2022年6月18日