西武信用金庫が主催する展示会です。

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会場は狭いのですが、来場者で賑わっていました。

中野区に本店がある西武信用金庫が主催する「ビジネスフェア」に出掛けてきました。西武信金は中野区が本店なのですが、預金残高は1兆7千万円であり、265行ある全国信金の中では規模は19位となっています。営業範囲は埼玉県入間市から神奈川県相模原市にまで広い範囲で、都内と近隣に73本支店が分散している上位信金です。
西武信金では毎年展示会を開催していて、今年は18回目となりました。以前は新宿のNSビルで開催していたのですが、一昨年からは東京ドームホールで開催をしています。東京ドームホールは水道橋駅から徒歩3分であり、交通の便が良いのが特徴です。このような見本市、展示会では足の便が良くなければ来場者は集まりません。東京ビッグサイトでは大きな見本市がありますが、こちらは特定の業種だけを集めたもので、東京駅から多少遠くても全国から来場者が集まります。しかし、小さな見本市では都心で駅近というのが必須の条件なのです。
会場内は三段目の写真のように、出店者、来場者で混雑していました。どこも人だかりがするのですが、これは会場は比較的狭いのに対して出店者数が200社以上と多いためです。各ブースも標準の3×3mではなく、2×2mの小粒なものです。少々混雑しているのですが、賑わいがあって熱気がある雰囲気となっていました。会場が広くても来場者が少なく、閑散としているよりははるかに見本市らしい環境でしょう。
会場内には、四段目の写真にあるように網で囲われたブースが設営されていましたが、これはドローンの実演のためのものです。今、流行りのドローンをここで操縦し、その応用を提案したいのでしょう。企画としては面白のですが、ドローンはそろそろブームが終わっているようで、これから参入できる業界ではなさそうです。
また、五段目の写真は水素ガスを発生させる装置を展示しているブースです。水素は美容や健康に良い、というのでいわゆる水素水などがあちこちの企業から販売されました。しかし、水素が身体に良いという根拠は無い、と国民生活センターが指摘したことから、人気が無くなったきたようです。この種の健康関連商品は周期的に発生し、何となく終わっていくようです。そろそろ水素関連から離れた方が宜しいのでは。
さて、六段目の写真は炭酸水を発生してお風呂に供給する装置を展示しているブースです。天然温泉には炭酸泉という分野があり、血液の循環を良好にして関節痛を和らげる効果があるそうです。天然温泉まで出かけずとも、自宅で炭酸泉を楽しむためにこの装置が開発されたそうです。こちらは水素水とは違って、厚生労働省からの許可を受けている本物です。このような装置であれば、ブームではなく恒久的に販売できるでしょう。
2017年11月7日