介護用品も電子化してきました。

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国内で設計して外国で組み立てさせるのが主流になるでしょう。

 新価値創造展では、介護関連の産業の振興も一つのテーマとしたため、介護もしくはそれに関連した商品の出品も見られました。一段目の写真は奥の穴に差し込んである棒を手前の穴に移動させる作業をさせるものです。その際に、移動の速度や穴の位置などから痴呆や老化を数値として検査する道具です。その結果は二段目の写真のように、モニターに表示され、数値として出力されます。介護保健の認定度合いの判定に使われるのでしょう。三段目の写真は、介護施設などで利用される遊戯機器であり、画面にジグソーパズル(のような)らしき小片が表示されるので、タッチパネルでその小片を嵌め合わせ完成させるというものです。指先を動かすリハビリに利用されるのでしょう。
 四段目の写真は、レザーによる加工機であり、木質、紙、プラスチックなどの素材をレザー光で切断するものです。五段目の写真は、その加工機により切断した紙片であり、各種の形状に切り抜かれていました。よくよく観察すると、紙片の切断線にはレザー加工特有の燃えた茶色した模様がありません。この加工機では、レザー光線をパルスのように分割して射出させ、紙片が燃える前にレザー光線を遮断してしまうのだそうです。設計は日本にいる4人で、製造組立は中国の提携工場に依頼しているのだそうです。これからは、設計、デザインは日本で行い、製造は中国、ベトナム、インドという分散化になるでしょう。かってのアメリカがそうでしたから。
 六段目、七段目の写真は水耕栽培を展示するブースなのですが、この会社では植物をフロートに浮かせて栽培していました。水耕栽培は昔から多数の企業より提供されていますが、浮かせるのは珍しいものです。七段目の写真では鉢にフロートを入った状態であり、外観からすると、浮かせた水耕栽培には見えませんでした。
2017年11月23日