今年は生ゴミ処理装置の出品が増えていました。

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一時は下火になったのですが、又出回り始めたようです。

 生ゴミ処理装置とは、野菜、肉などの生ゴミを処理槽に投入し、回転する羽根でかき回しながらバクテリアで発酵させることで水と炭酸ガスに変化させて処理するものです。生ゴミを半日で処理できる、というのがうたい文句であり、理想的な処理装置です。
 しかし、この装置は思った程の効果はなく、実際に使用した購入者からは不満が多いものです。2000年の産業廃棄物処理法の改正時には、食品加工工場や飲食店で発生した生ゴミの処分が義務化されました。このため、この年には同じような装置を製造販売したメーカーが170社もあったのですが、不評のため1、2年で殆どが撤退していました。
 今年は、何故かこの生ゴミ処理装置を出品する業者が目立って多くなりました。以前に購入したことのある食品加工業者は二度と手を出さないと思うのですが、この装置を未だ見たことのない業者に売り込もうとしているのでしょうか。二段目の写真は生ゴミ処理装置の変形であり、ドラム缶のような収納容器に生ゴミを投入して攪拌するものでした。
2016年7月8日