これから伸びるような商品もありましたが、アイデア倒れもありました。

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公的な補助金を受けても、際立つ商品とそうでない商品に別れてました。

 「新ものづくり・新サービス展」では230社以上の出店があり、それぞれの中小企業では補助金を受けて新製品を開発した(と思われる)のですが、一見しただけでこれから期待できる商品と、単にアイデアの受けを狙っただけで売れそうにもない商品に別れてました。税金が原資の補助金を交付するのですから、申請書の審査では将来性のあるような商品開発に支給して欲しいものです。
 一段目の写真はこれからの医療に応用され、伸びていく分野と思われます。3Dプリンターを応用し、手術する患者の臓器や骨格を形成し、トレーニングやシュミレーションに利用する医学模型です。精巧にできていて、これからの手術には必ず利用されるようです。すでに国内では数社が進出しているようです。
 二段目の写真は高耐圧の樹脂製のボンベを製造しているメーカーです。左はすでに商品化に成功して販売している樹脂製の消火器です。右側は試作品なのですが、燃料電池車に搭載する水素ガスボンベです。これから自動車メーカーに耐久性の試験を依頼するそうで、実際に使用されることが期待されます。
 三段目、四段目の写真はごみ箱のように見えますが、郵便ポストです。三段目の写真は使っていない時で、四段目の写真は上の蓋を開けて大きな郵便物を投入する時の状態です。郵便物が投函されるとセンサーにより検知され、ランプが点灯して郵便物が収納されていることを報知するのだそうです。これで10万円弱なのだそうですが、ポストにここまでの機能は不要であり、価格が高すぎます。
2016年2月23日