災害が発生した時に使用するものばかりでした。

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平常時にはどこに保管しているのか不明ですが、どこかに保管されているはずです。

 危機管理産業展では毎年新製品が投入されています。以前に比べるとレベルがどんどん高くなっているようです。それだけ災害に対する防御の質が向上しているのか、それとも業者が自治体に高額商品を売り込みたいのか判りませんが。新商品の中には良く研究していて高度な商品もあれば、ここまで実際に必要となるのか疑問の機能過大な商品もありました。新商品はそれぞれ時間の経過により、使い方が良好なものが残り、そうでない価格の割に機能が充実しない商品は排除されていきます。どんな商品が定番となるかは顧客が使ってみて始めて判断されるのです。
 一段目の写真は災害時にどこでも移動できるキャタピラー型の移動車です。これならどんな障害のある場所でも移動することはできるのは確かなのですが、平常時には全く使用することもできないものでしょう。誰が保管するのか疑問です。二段目の写真は水陸両用の車両で、災害時に火災を消火したり、被災者を運ぶために利用するのだそうです。
 三段目、四段目の写真は災害時に組み立てることができる仮設家屋で、司令部に使ったり、手術室に使ったりするのものです。保管時は折り畳んで小さくなっているのですが、空気を挿入すると立体的に立ち上がるものです。防災訓練などでは時々目にすることがあるもので、既に多数利用されているようです。
 五段目、六段目の写真は手袋を展示しているブースなのですが、極めて特殊な手袋ばかりが展示されていました。主に消防署員が使用するもので、防火・防刃の機能があり、大変丈夫にできていました。
 七段目の写真は防疫用の衣服で、感染力の強いウイルスに冒された患者を搬送する時に使用するものだそうです。この衣服は、昨年のテレビニュースで、エボラ熱の疑いのある患者を空港から病院に搬送する時に使用していたのを見たことがありました。
2015年11月9日