近代的なデザインもこれからは需要がありそうです。
会場内には各種の祭壇が展示されてましたが、一際目立つのは一段目の写真にある祭壇です。アクリルの水槽の中で気泡が循環するデザインのものです。このアクリルパネルは内装などに使われていて珍しいものでありませんが、祭壇に仕立てたのが斬新です。バックライトによりパネルが輝き、目立った祭壇となっていました。このようなデザインの祭壇もこれからあちこちの斎場で見かけるようになるでしょう。
二段目の写真は花祭壇を展示したブースですが、所々にボールのような盛り飾りがあります。これは三段目のように半球形をした土台にリボンを取り付けたものです。裏側は四段目の写真のようになっていて、このボールを祭壇のあちこちに配置することで、祭壇の見栄えを良くすると共に生花の数を少なくさせるのです。リボンのボールは何度も再利用できるので経費を安くすることができるのだそうです。
五段目、六段目の写真は水引による葬祭の飾りです。今年初めての出品で、葬儀に水引をこのように活用できないかという目的のようでした。菊の花も水引であり、水引でこんな細工ができるとは想像できませんでした。
2015年6月30日