葛飾では個性的な商品が製造されていました。

15katusika08

15katusika09

15katusika10

15katusika11

15katusika12

15katusika13
知名度が低いのですが、優れた商品が多くみかけられました。

 葛飾区が主催した中小企業ばかりの見本市ですが、見たことのないような商品が多く出品されてました。知名度が低いことは売れないということではなく、特定の業者や業界には売れているのです。知名度が低いことは気にしなくても良いのです。
 一段目と二段目の写真は、担架に付けて使用する補助輪です。担架で患者を持ち上げて運ぶのは重労働です。そこで二段目の写真にあるような補助輪を開発した企業がありました。普段は折り畳んである担架の下にこの補助輪をはめ合わせ、引っ張りながら担架を移動させるのです。これなら労力が少なくて患者を運ぶことができます。防災のために依頼されたのだそうです。
 三段目の写真は、金屏風を製造している企業で、都内では唯一の企業なのだそうです。元々、金屏風は関西で製造されていたため、東京での製造業者は少なかったのだそうです。この企業は、親子二人で製造していました。
 四段目の写真は金属製の蒸気機関車の模型です。組み立てキットとなっていて、固形燃料でボイラーを加熱すると自走します。これで3千円とは安いものです。金属プレス会社なのでこのような加工は簡単におこなえる、とのことですが、単価が安いのあまり儲からないとぼやいていました。
 五段目、六段目の写真は今はやりのマッスルスーツで、重いものを持ち上げる時にこの補助具が作動し、腰に負担をかけなくできるのです。元々は東京理科大学が開発したものなのですが、なぜ葛飾区と関連するかと言えば、東京理科大学の研究所が葛飾区にあるためでした。これからは、大学発信の新商品も葛飾区から出現するでしょう。
2015年2月17日