これからのレジャーはカジノです。

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娯楽の多様化により、カジノ誘致が激しくなりそうです。

 レジャーホテルフェアと同じ会場にはレジャー&サービス産業展が開催されていました。会場は一つなのですが、左右の入口での看板が違っていて、主催者は同一企業なのです。従って、何れの入口から入場しても会場内では共通したブースを見学できるのです。
 この見本市は観光地やイベントなどの施設や備品の業者が出店していました。この見本市も以前ほどの活気はありませんでした。二段目の写真は「ニッポンおふろ元気プロジェクト」という社団法人で、浴場や温泉、スーパー銭湯を活性化させるイベントを開催しているのだそうです。温浴業界(温泉と浴場の総合的な名称)では売上げが低下しているそうで、各地でセミナーなど行って温浴の啓蒙活動を行っていました。何と「おふろ甲子園」というマイナーなイベントも開催していて、それなりに集客があるようです。
 三段目、四段目の写真はヘリコプターの操縦シュミレーションを行う会社です。シュミレーターの機械をスーパーや催し会場に持ち込み、素人にヘリコプターの模擬操縦をさせるのです。ロビンソンR44型機をモデルにしてあり、前面には飛行する風景が投影されて実機さながらの操縦訓練ができます。シュミレーターの計器パネルも良くできていて、速度、高度などが表示されるようになっていました。しかし、この計器パネルは一枚のモニター画面であり、計器のように丸くくり抜いてありました。パソコンと連動して計器の数値を表示させるのですが、モニターで代行させるという手抜きの構造には少々気が滅入りました。
 会場内にはカジノの業者の出店も見かけられました。まだ、カジノ法案が国会を通過していないのですが、地下ではカジノに進出したい業者が多く控えているのです。この日はカジノに関するセミナーが多数開催され、進出したい業者に向けて問題点や外国の事情などをレクチャーしていました。五段目、六段目の写真は、カジノで働く従業員を教育する学校のデモンストレーションで、各種のゲームを展示していました。七段目の写真はカジノを誘致したい佐世保市のブースで、地元の活性化のためにカジノの進出を歓迎していました。この他にも四国などの地方都市からカジノ誘致のためのブースがありました。水面かでは、カジノ業者と地方都市の熱い戦いが始まっているようです。
2014年12月13日