外食産業ならどの企業でも受け付けます。

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どんな飲食店でも対応できるようです。

 飲食店、ラーメン店、居酒屋などの経営者を対象とした「外食ビジネスウィーク2014」に出掛けてきました。昨年までは、ラーメン産業展、そば・うどん産業展、居酒屋産業展などと併記していたのですが、今年は11種類の見本市の総称を外食ビジネスウィークとしたのです。要するに、外食産業に関連する企業であれば誰でも出店を受け付けますよ、という幅広い見本市なのです。来場者の方も飲食、外食に関連する企業主であれば、誰でも歓迎します、ということでしょう。景気が回復したので飲食店を利用する顧客が増えたようで、新しい商材を見つけようと、居酒屋やラーメン店の経営者・従業員で賑わっていました。
 外食産業を主体とする見本市なので、出店者は食肉、冷凍食品、酒類、調味料、野菜類などの問屋が殆どなのです。ブースに顔を出しながら試食品を食べ歩いてきました。そんんな出店者の中には、飲食店を支援する企業のブースもありました。二段目の写真は北米に進出したい飲食店のコンサルタントをします、という企業です。国内である程度繁盛している飲食店の中には、北米に支店を開きたいと野心を持っている経営者も多いようです。現地の知識や習慣を全く知らない飲食店の経営者に、現地で店舗の手配から開店準備、人材募集までをお膳立てしましょうというのがこの企業なのです。どれほどの数の飲食店主が相談したのかは不明ですが、この企業からの知恵で現地に支店を開業した飲食店もけっこうあるのでしょう。なお、本業は日本食の食材の卸であり、コンサルタントした現地の飲食店に食材を販売するのが本来の目的なのだそうです。
 今年の会場で目立ったのは、各飲食店のメニューの作成を代行します、というブースでした。数社が出店していました。個人店舗では、顧客が料理を注文し易いメニューを作成するのに苦労しています。これらの企業では、見やすく、楽しいメニューの作成を代行してくれるようです。広告会社やデザイン会社からの転入のようで、いままでにはないレイアウトのメニューを展示していました。五段目の写真は、スマートフォンでメニューを作成できます、というのをうたい文句にしていたブースです。スマートフォンに専用のアプリをダウンロードし、スマホで料理を撮影して指示の通りにクリックすれば、誰でもきれいなメニューを作成できるというものです。アプリの内容を聞いてしまえば簡単なことですが、スマホを活用してテンプレートに書き込めば誰でもメニューを作成できるという発想は面白いものです。
2014年8月30日