埼玉県による中小企業の祭典です。

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ブースへの案内のシステムが斬新でした。

 毎年さいたま市で開催される「綾の国ビジネスアリーナ」に出かけてきました。主催者は埼玉県、埼玉県内にある金融機関なのですが、協賛は茨城、栃木、千葉、新潟などの中小企業振興公社であり、埼玉県内ばかりでなく県外にある中小企業も多く出店していて、面白い見本市です。中小企業総合展の埼玉県版といったところでしょう。色々な中小企業が出店していて、活気があります。運営は税金で賄われるのですが、役人の考えた下手な助成金の用途や支援策よりも有益であり、中小企業の商談につながるこのような見本市はどんどん開催すべきではないかと思います。
 開催施設は毎年「さいたまスーパーアリーナ」なのですが、ここは見本市会場のために設計されておらず、コンサートや運動大会向けに建設されてます。このため、来場者は急な階段を降りて行かなければならず、不便この上もない会場です。多分、埼玉県にはこのくらいの広さの会場が無いので、仕方がないのでしょう。
 三段目の写真は、会場内に設営された出店者のブースの位置を見つけるための掲示板なのですが、常時係員がいて案内していました。ここまではどこの見本市会場でも見かけられるサービスなのですが、今年は少し変わったシステムが導入されていました。四段目の写真がそれで、QRコードが印刷されたパンフレットを配ってました。スマートフォンでこのQRコードを読み取ると専用のホームページに移動し、キーワードを入力することで目的のブースを画面上で指示してくれるのです。場内のどこにいても、目的とする分野、特定の業者などを検索でき、便利でした。また、iPatが備えられていて、iPatの画面をタッチすることで特定業者のブースを検索できるシステムでした。有りそうで無かったサービスなのですが、他の見本市でも採用して欲しいものです。
2014年2月17日