何でもあるより、開催目的を絞った方がよかったのでは。

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最初の開催ではしょうがないでしょう。来年を期待してます。

朝日信金が開催した見本市では、中小企業間の商談ばかりでなく、大学や研究所との交流による産学協同を狙ったり、各種の公的団体による支援を受けるためのコーナーも設営されていました。
二段目の写真は「アカデミアゾーン」と名付けて、中小企業と共同開発したい大学や独立研究所などが並んだブースです。パジャマを着た男性は神奈川工科大学の研究生で、眠りに関する研究をしているのだそうです。神奈川工科大学は社会があまり目を向けない分野で独創的な研究をしているようで、あちこちの見本市に出店しています。
三段目、四段目の写真は「公的機関ゾーン」と名付け、独立行政法人や国の機関による中小企業への支援をするるコーナーでした。ここには、ジェトロ、商工会議所、中小企業庁などが出店し、金融支援や輸出支援の相談にのっていました。
朝日信金のビジネスマッチングの会場全体を眺めると、会場、設営などは豪華なのですが少々無理をしているようなところもありました。元々、東京ドームホテルの地下にはメインの宴会場の他に小さな宴会場が分散して配置されており、それらを全て貸し切っていました。このため、展示用の部屋、商談用の部屋、大学関係の部屋、公的機関の部屋がタコ足のように分かれていて、来場者はウロウロと廻らなければならない致命傷がありました。また、一度に全てを展示しようとしたため、何でも有るのですが四段目の写真のように会場内が狭くなって歩き難いという欠点がありました。もう少し目的を絞って、余裕をもった会場設営にしてもよかったのではないかと感じました。来年にはもっと成果のある見本市になることを期待しています。
2013年12月24日