珍しいのですが高価な食品ばかりを集めてました。


知る人ぞ知る、隠れた見本市です。

 都内某所で開催された「通販食品展示商談会」に出掛けてきました。この見本市は大々的に宣伝はしておらず、知っている人しか集まらないのですが、二段目の写真にあるように会場は盛況でした。食品に関連した見本市なのですが、極めて高価であり、少量しか販売できない食品ばかりなので、一般のスーパーや量販店のバイヤーを相手にしていないのです。どのような人が来場するかといえば、特殊な食品を並べたいデパ地下の食品売り場や、高額な贈答品を取り扱いたい通信販売業者のバイヤーがメインです。アベノミクスにより高額商品に関心があるのか、新商品を取り扱いたいというバイヤーで通路は混雑してました。
 三段目、四段目の写真はいちごジュースを展示しているブースで、このジュースは巨大になる「美人姫」といういちごを原料としています。生の美人姫は、一粒5千円はするというそうで、その一粒を一本のジュース瓶に加工しているのだそうです。すると、このいちごジュースはコップ一杯で数千円になるかもしれません。
 五段目は、いちじくで作ったジュースであり、隣にはいちじくが入ったソースを展示してました。六段目は、ブドウ、桃から作られた酢なのだそうです。何れも珍しい食品なのですが、極めて高価なのです。一般庶民は、これらの食品を食べなくても死ぬことはありません。しかし、珍しい食品なら金額を問わずに食べてみたい、という需要者も世間いはいるのです。
2013年9月6日