結婚式で使われる商品、その2。







小物でも楽しいものがありました。

 結婚産業では、結婚式や披露宴で色々な演出をするため、毎年のように新商品が出ています。以前は奇抜な商品、サービスが多かったのですが、最近は少なくなりました。それでも今年始めてみかける商品、サービスもありました。
 一段目の写真はしゃぼん玉を吹き出す玩具です。従来からあるしゃぼん玉発生器は比較的大型だったのですが、この中国製のものはピストル型で、レバーを引くとモーターによってしゃぼん玉を吹き出します。披露宴で出席者全員がこれを持ってしゃぼん玉を空中に浮かべて遊ぶのだそうです。
 二段目の写真はどこにでもあるウエディングドレスですが、良く見ると図柄が淡く描かれてます。全て手描きの図柄であり、注文生産なのだそうです。刺しゅうの入ったドレスは良く見るのですが、手描きの図柄は珍しいものです。
 三段目、四段目の写真は、両親に渡すために花嫁の記念写真を丸い紙箱に入れたものです。造花などと一緒に写真が入っているのですが、極めて細かいLEDランプも入れてあり、蛍のような淡い光を発光してました。
 五段目の写真では、一見すると牧師のような衣装をつけた人がいました。これは人前結婚式を広めようという協会のブースでした。日本では余り知られていないのですが、西欧では市役所の中で人前の結婚式をあげ、そのまま婚姻届けを出し、その後に近くのレストランで食事をすることが多いとのこと。この挙式では費用はかからず、しかも人前でするので証人が多い、という利点があると力説されてました。こういった風習を日本でも広めていこうと、この協会では式典を進行する人材を養成しているのだそうです。西欧では教会で結婚式を挙げると思っていたのですが、宗教や地域の習慣では市役所での宣誓で挙式するところも多いらしいのです。六段目の写真は結婚証明書で、「婚姻届受理証明書」というのだそうです。全国どこの地方自治体でも手数料を払うと発行してくれるそうです。この協会では、指輪交換などよりもこの証明書の方が大切である、と説明してました。
2013年7月16日