自動車整備業界は、なぜか不人気なのでした。





若者が自動車に関心が無くなったからでしょうか。

自動車に関する「オートアフターマーケット」に出掛けてきました。「オート」と言えば自動車の意味で、「アフター」とは「その後の」という意味で、自動車が販売された後に利用される部品や技術の産業分野という和製造語です。つまり、中古の自動車部品とか中古車の修理技術などの見本市と考えてよいでしょう。会場はこの見本市だけでなく、「自動車素材・加工展」「自動車通信技術展」「Mobail IT Asia」「パーキング・ジャパン」という自動車に関連した他の4つの見本市と合同での開催でした。「自動車通信技術展」「Mobail IT Asia」とは、自動車に搭載した無線機により各種の情報を交信する技術に関するもので、カーナビと結びついて道路情報をリアルに伝達したり、走行している付近の商店などの情報を運転手に伝えることができて、今後が有望視されます。
自動車に関する見本市なので、盛況かと思ったら会場では出店スペースが空いていて、まるで広場のようでした。こんなに極端にガラ空きの見本市も珍しいものです。原因は全く不明ですが、主催者による営業力が低下したのではないか、との噂もあります。出店者が減った代わりに、台湾、韓国の企業のブースが多くなっています。これらの海外企業の中にも中古部品を扱う業者もありますが、全体としては新品の部品を扱う業者が殆どで、見本市の趣旨とは少し外れているような気がしました。
2013年3月28日