中小企業ならではの技術力です。





ローテクと思われますが中小企業でしか製造できません。

 今回の展示会は、信金の優良顧客による出店であるので、会社は小さくとも特殊な技術を持った企業が多く見かけられました。
 一段目、二段目の写真は、精密ネジの加工をする企業であり、展示されてたネジは極小であるが精密に切削されたものです。一番精密なのは、ピッチ長さが0.05ミリメートルというもので、肉眼ではネジ山が見えません。精密測定機械の位置決めなどに使用するのだそうです。
 三段目、四段目の写真は、ナイフ式スイッチを製造している企業です。簡単に説明すれば、銅板でできた切り換え器であり、大容量の電源を切断するものです。昔からあったものですが、現在でも電車には必ず設置されているのだそうです。マイコンやパソコンなどの小さな物ばかりが目に付きますが、このような昔から形の変わらない物も立派な需要があるのです。
2012年11月24日