スチロールの箱は再資源になるのです。

デモをするのも大変なのです。

一段目の写真は発泡スチロールを溶解して再資源にするための機械です。発泡スチロールは重量の割りに体積があり、取り扱いが厄介です。作業員が発泡スチロールを投入すると溶解させ、機械の下から細長い棒状に固形化させることができます。固形化となったスチロールは写真の右下に並べられてます。これを企業に転売すると、再度発泡スチロールに加工して再利用できるのだそうです。二段目の写真は会場の外にある駐車場で、ここには先程の再資源化するための機械でデモをするための素材、つまり、使われて発泡スチロールの箱が山と積まれてました。見本市でデモをするもの大変で、こんなに大量のスチロール箱を準備しなければなりません。なお、資源の無駄使いという問題から、発泡スチロールはスーパーなどでの使用が制限されるようになってきました。このため、このようなスチロールの回収機械を製造している企業は減っています。しかし、魚市場などでは発泡スチロールに代替えするようなトロ箱が無いことから、根強い人気があります。このため、このような資源回収機械の需要はまだあるようです。
三段目の写真は業務用エアコンの効率化ができる装置を販売しているブースです。どんな商品かと言えば、四段目の写真にあるように室外機の排気側にラジエターを増設するのだそうです。すると、冷媒が冷やされて熱効率が良くなり、電力の消費が少なくなるのだそうです。古い空調機では冷媒が減少したりして熱交換の効率が悪くなり、電力を消費する割りには室内を冷却できなくなります。そこで、設置してある室外機にさらにラジエターを増設し、二重に冷やすことで古くなった空調機を再生するのだそうです。どの程度まで熱効率を回復できるのか少々疑問ですが、新品の空調機を導入できない場合には役にたつのだそうです。
2012年6月14日