ラブホテルはこれからどうなるでしょうか。

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 ラブホテル、モーテルなどの「レジャーホテルフェア」にでかけてきました。この業界では過当競争気味で厳しいようです。十年前まではコテコテの派手な出店もあったのですが、そのような設備投資するホテルが少なくなり、この見本市も静かになりました。それともラブホテルを使わない若者が増えたからかもしれません。
 二段目の写真では、「あなたのホテル大丈夫ですか」とタイトルして行政書士の一団がブースを構えていました。来年1月に風俗営業法が改正となり、現在営業中のラブホテルなどは設備の変更や図面の提出をしなければならなくなりました。今まではシティーホテルとラブホテルの境界が曖昧だったのを明確に区分けしようとするものらしいのです。そのための書類の提出が来年1月なんだそうです。そこで、歌舞伎町で営業している行政書士のグループがブースを借り、顧客勧誘することになったのでした。この書類の作成費用は結構な金額で、法律改正は行政書士にとって福の神になったでしょうか。
 三段目の写真はベッドの持ち上げ装置です。客が出た後の客室は作業員が清掃してベッドメイキングをしなければなりませんが、これが重労働なんだそうです。それでこの機械はベッド全体を持ち上げ、作業員の腰の位置にまで上昇させることができるのです。これでシーツ交換の際に腰を屈めることなく、腰痛を防止できるのだそうです。良く考えた商品だと思ったらフランス製なんだそうです。これから流行るのではないでしょうか。
 四段目、五段目の写真は静岡県にあるトイレットペーパーのメーカーです。何時も見本市に出てくる企業で、おみくじ付きトイレットペーパーや英単語入りのトイレットペーパーを販売しているこの業界では有名です。今回の出店ではラブホテルにお土産用のトイレットペーパーを売り込んでいるのだそうです。ホテルにお馴染みとなったカップルに各種印刷したトイレットペーパーをお土産として渡させるのだそうです。トイレットペーパーなら仕入れが安く、毎日使うものなので印象に強いでしょう。
2010年12月6日