福祉の世界にも不況の影が。

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 今年も介護施設、訪問介護者向けの「国際福祉機器展」が開催されました。老人介護、障害者福祉のための機器や装置などが展示されていて、介護保険などによりいつもお祭りのように賑やかです。とは言っても、昨今の不況から出店者は減少ぎみです。出店者数を考えると次のように変化しています。
 2007年 出店者632社。
 2008年 出店者580社。
 2007年 出店者532社。
 2007年 出店者492社。
 つまり、リーマンショックの2008年がピークで年々出店企業が減少しているのです。これには理由があり、会場を見てみると弱小や零細の企業による出店が無くなっているのが判ります。今までは、零細企業と言えどもアイデアを凝らして新規事業に乗り込もう、という意気込みの企業があったのですが、そんな体力のある零細企業は無くなったのです。例年ならば全国から見かけない企業の出店があったのですが、見かけられません。これは、零細企業に意欲が無くなったのと、出店するだけの余裕が無くなってきたからでしょう。この業界も淘汰され、体力がある大企業の進出が目立ちました。
 二段目の写真は会場内の風景で、年一回の福祉機器、用具の見本市のため、福祉関係の学生、職員の姿が目立ちます。この会場に来れば全国の福祉機器メーカーの情報が一度に入手できるので、熱心に見学してました。
 三段目の写真は介護者向けの改造自動車であり、四段目の写真は介護用のスチーム風呂であり、五段目の写真は介護用の食事の道具です。つまり、生活にかかわる商品の全てがからんでいて、介護用品とは極めて広い分野にまで広がっているのです。こんなことからか、大企業でも福祉、介護の業界に進出したがっているようで、大手メーカーの看板が目立っていました。
2010年10月17日