会場ががら空きでした。

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出店者をどのように勧誘するかが課題となってきます。
活性化のために工夫する必要があるでしょう。


 見本市会場のやや中央には、一段目の写真にあるように、広い面積で食事ができるテーブルと椅子が並べられていて、ここではラーメン、そば、うどんを食べることができるようになってました。麺業界の見本市であることからして来場者は麺を主体とする料理店関係者ばかりのはずです。そのような来場者を相手にして、ラーメン、そば、うどんを販売するのはなんだか不思議な光景でした。しかも、有名店が会場に出店を開き、特別に旨いラーメン、そば、うどんを提供するのではなく、組合の人達が駆り出されて作業をしているのでした。その上、ラーメンが一杯千円というハイクラスなのです。
 このような広々としたフードコーナーが設営された原因は、出店者が激減したことでした。昨年は出店していた中華料理関係の出店者の半分以上が出店を取り止めたらしいのです。それ以外にも、麺製造機や調理器具のメーカーの出店取りやめも目立ち、会場は例年よりも寂しいものとなっていました。出店取り止めの要因は、第一に昨年からの不況により料理店が改装や新規出店をしなくなったことです。また、二番目には、この麺業界の見本市がマンネリ化してきて、出店者も来場者も同じ顔ぶれということになったからでしょう。毎年毎年同じような来場者であっては商品が売れなくなります。どちらも時々は入れ代わって新鮮になるのが見本市の面白さなのでしょう。
2009年9月20日