大家さんの見本市です。

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都内の大家さんも大変なのです。
不動産を持っていれば左うちわとはいけません。


 「賃貸住宅フェアー」に出掛けてきました。「賃貸住宅」とあることから、「賃貸住宅を借りる人のための住宅の情報についての展示会」と勘違いしそうですが、これは「賃貸住宅を持っている大家、地主のための各種サービスの見本市」なのです。すでに賃貸用のアパートやマンションを所有している資産家を相手としているため、不動産業者や建築業者の出店はありません。出店者は、リフォーム会社、賃貸人集客サービス会社、管理代行会社などであり、大家、地主に何らかのサービスを提供しようという企業が主流です。
 この見本市での目玉は、大家に対して無料で開催するセミナーです。税制、外人対策、不動産市場の傾向など各種あるのですが、何といっても一番人気なのは「空室を解消して賃借人をどのように集めるか」という集客アップのコンサルタントです。二段目の写真はそのセミナー会場です。会場は大家、地主(皆、それぞれ資産家なのですぞ)で満席となり、立ち見も出ています。東京近郊ではアパート、マンションに空き室が増え、大家の悩みに種となっています。どのようにしたら魅力的な賃貸住宅にすることができるか、と必死になって研究しているのです。30年前であれば都内では住宅が不足していたため、アパートを持っていれば黙っていても賃借人が来たのですが、現在はアパートが飽和していて借りる人が少なくなっているのです。大家さんも大変です。
 この見本市ではインターネットのサービス会社のブースが目立っていました。現在はインターネットを引き込んでいないアパートでは賃貸人が付かないのです。三段目の写真にあるように、各ネット接続会社はそれぞれのサービスの特徴を強調していました。大半は、「家主の負担をかけず、無料で回線を接続工事します」というのがうたい文句でした。要するに、インターネットの接続料は入居者から徴収して利益をあげる、ことなんですが、これが結構トラブルになっているようです(新聞記事からの情報では)。
 四段目の写真では、上部のパネルに「オーナー向けセルフリフォーム教室」とあります。つまり、賃貸住宅のオーナーが自分でアパート、マンションの修理やリフォームを教えます、ということなのです。大工や修理業者に依頼せず、オーナーが自分で修理することを勧めていました。これも家賃収入を上げるための苦肉の策であり、大家さんも大変なのです。簡単なリフォーム、修理は外注せずに、大家自らが働かなければならなくなってきたようです。
2009年9月16日