店舗の内外装の見本市です。

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展示のブースは変化がありませんでした。
入場受付に目新しいものがありました。


 日本経済新聞社が主催する「ジャパンショップ」にでかけてきました。日経新聞が主催する見本市としては大規模なもので、日経新聞紙面で盛んに宣伝していました。規模も大きいが来場者も多く、活気のあるものです。出店者は小売店、飲食店の内装・外装の業者、店舗内で使用する什器・備品などのメーカーであり、来場者は小売店、スーパーなどの流通業者や飲食店、レストランなどのオーナーが主なものです。こう言っては失礼かもしれませんが、出店者は毎年殆ど変わっていないので珍しいものが少ないように思われます。どぎもを抜くような商品を展示してくれる出店者が現れないかと期待しているのですが。
 今回の見本市では非常に面白い入場システムを発見しました。二段目にある写真なのですが、来場者の記帳台に小さなIT装置が取り付けてありました。通常、記帳台では来場者が氏名や住所を申し込み用紙に記入するために置かれているのですが、用紙に必要事項を記入するのは結構時間がかかり、厄介です。この記帳台のパネルに固定されたIT装置では、お財布ケータイの機能がある携帯電話を接触させることで、その携帯電話にある個人情報と課金情報を読み取ります。このデーター読み取りにより、入場料は自動的にお財布ケータイから差し引かれて入場料を現金で支払う必要がなくなります。
 次いで、三段目の写真にあるように、入場整理カウンターには同じく携帯電話の読取り装置が置かれています。この読取り装置に同じ携帯電話を接触させると、来場者の個人データー(メールアドレス)が読み取られて入場パスを発行してもらうことができます。いままでのように紙に記入したり、紙の情報を人力でパソコンに入力する手数が解消されることになり省力化、省資源化となります。
 このようなシステムは非常に便利なのですが、入場パスを発行するのは三段目の写真にあるように、やはり人力で行っていました。課金と個人情報収集を自動で行うのですから、入場パスの発行も自動で行って欲しいものです。このような入場の方法はこれから一般的になるでしょう。
 四段目、五段目の写真は会場内の風景ですが、今年はどのブースも発光ダイオードを使用した展示が極めて目立っていました。発光ダイオードは省エネの最先端の部品であり、店内照明、看板、インテリアなどに爆発的に利用される可能性があります。しかし、どのブースも同じような展示物ばかりなので少々飽きてきました。
2009年3月8日