小物なのですがマーケットが違います。

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ありそうで無い商品群でした。
マーケットを絞るのがこれからの傾向でしょうか。


 東京国際家具見本市で見かけた小物です。木製の靴入れ、ブーツ立て、傘立て、靴べらなどです。なんともか弱いようなデザインなのですが、これらは独り暮らしの女性をターゲットとした商品群なんだそうです。
 女性がワンルームマンションで独り暮らしするとき、各種の小物が必要となります。それらを統一したデザインで制作したものです。なる程、ワンルームマンションは何も無く、そこで生活するためには各種の小物が必要となります。個々の商品はどこでも入手できるのですが、デザインがイマイチで統一されてません。そこを狙った商品群であり、極めて狭いターゲットが消費者となっています。価格は全て数千円以下となっていて、女性でも購入しやすい価格に設定してあるようです。
 国内の家具メーカーもあれこれと商品の販路を工夫されてみえますが、このように狭いマーケットだけを狙うのも一つの方法かもしれません。
2007年12月15日