とても売れそうにありませんが。

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金融機関が採用してくれるでしょうか。
まじめに試作品を作るのは立派ですが。


 
 東京ビジネスサミットで見つけた珍商品です。この商品は金融機関などでの強盗を排除するための装置なんだそうですが、全く実用性が無いように思われました。門のようになっている空間が銀行の窓口となっていて、万一強盗などが襲ってきたときにスイッチを押すと金属の網が上から落下する動作をするものです。写真では金網が落下した状態を写したものです。こうすれば、強盗などが銀行の窓口で凶器を出しても金網で銀行員が隔離され、怪我などが発生しなくなる、と開発者が効能を説明していました。
 だが、銀行などの窓口でこんな無骨な補助器具を導入するでしょうか。それよりも強化ガラスで仕切りをしたり、建物の構造自体を設計変更するのではないでしょうか。強盗からの防犯対策には色々ありますが、金融機関では顧客には無骨に見せないでスマートに防犯できる装置や方法を考えているはずです。このような機械はあっても不思議ではないのですが、採用する金融機関はまずあり得ないでしょう。
 開発した会社は金網を加工しているところのようで、会社内にある金網の応用を考えたようでした。漫画や映画の世界ではこのような装置も考えられますが、実際に使用する立場を考えずに開発してしまったようです。商品開発では、売る相手がどのような商品を必要としているか、を先ず考慮しなければいけません。売れない商品を開発しても、それは開発費の無駄に終わってしまうからです。
2007年10月28日