健康に対するマーケットが変わったようです。

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健康や美容だけではなく、老後のこともマーケットに入ったようです。


 「健康博覧会」に行ってきました。見本市、展示会、商談会というタイトルは良く見かけますが、博覧会というタイトルは、私が知る限りこれだけです。
 「健康」をテーマにした商談会なので、美容器具、健康食品、サプリメント、癒し系賞品が主な出品であるが、今年の健康博覧会では少し違っていた。介護用品や老人向け求職サービスなどの出品が目立って多くなってきた。いままでは、美しさを維持したり、老化を防止するための美容器具や、岩盤浴、温泉治療などの健康維持器具が目立っていたのだが、老人向けの商品が増えてきた。社会生活では、少し健康を害した老人の介護や治療に関するサービスの必要性が増加してきたからではなかろうか。
 二段目の写真は美容サービスの出展で、顔に金箔を貼ってスチームをかけることで皮膚の老化を防止するものである。金箔が美容とどのような関係にあるのか理解できないが、金箔を貼った女性の顔を見ると、エジプトのツタンカーメンのマスクを連想した。三段目の写真は、老人介護用の排泄物回収装置である。寝たきりの介護される人の局部にノズルを装着し、電源を入れるとホースで排泄物が吸引されるものである。寝たきりで便所に行けない老人向けに開発された。この装置だけではなく、類似する排泄物処理装置は他にも2、3社から出展されていた。三段目の写真は、会場内のブースで瞑想する人である。この業界では有名な人だそうであるが、座禅を組んで瞑想することで癒しの境地に入ることができる、とのこと。瞑想の実際を説明するには、このようなその道の達人による実演が必要かもしれない。
2007年5月6日