国際宝飾展 その1

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日本で最大の宝飾関係の見本市です。
見るだけでも楽しいのですが,素人さんはお断りです。


 見本市は12月、1月が農閑期です。年始年末はどの業界も多忙なため、見本市はお休みです。2月以降に続々と開催され、気候の良い5月になると毎週開催されます。天気が良ければ参加者も増え、会場が賑わうからでしょう。
 今年始めてでかけた見本市は、「国際宝飾展」です。宝石やアクセサリーを専門に展示し、原石業者や問屋がブースを出店ています。全国から小売店やデザイナーが来場し、その場で宝石、アクセサリー、金製品が売り買いされています。ここで購入された宝飾製品が全国の宝石店、時計店などに並べられ、女性の指や胸元に飾られることでしょう。この見本市では、一般の消費者の入場はできず、招待状の無い人は入れません。いわゆる、『素人さんお断り』です。
 会場内にはショーケースが並べられ、数億円から数千円までの宝石、宝飾品が展示されてます。このような宝飾専門の見本市は、東京では1月と9月に、神戸では5月に開催されておりますが、1月のこの宝飾展が一番規模が大きく、来場者も多い。しかし、香港の宝石見本市に比べると、出店社数、扱い金額は少なく、国際的には未だ発展途上と言えます。これは日本の風土が宝飾類にたいしてそれほど大きなマーケットになっていないからではないかと思われます。
 下段の写真では素材だけを販売する出店者で、宝石を支えるリングだけを販売していました。この他に、チェーンだけ、宝石を入れる箱だけなどを販売するブースもあり、この会場内で宝石店を開業できる全ての商品、材料を揃えることができます。軍資金があるのなら、あなたもここで全ての商材を一式整えて宝石店を開業することができます。
2006年2月2日