葬儀の見本市でみた棺桶

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棺桶は葬儀屋の必需品です。これがないと仕事ができません。


 一般にはあまり知られていなが、年に一度は都内某所で『葬儀屋さん向けの見本市』が開催されている。出展者は葬儀に必要な商品やサービスを提供する企業であり、来場される人は葬儀社の経営者である。商品が商品だけに、ヒッソリと開催されてます。
 皆様ご存じの棺桶です。誰でも一生に一回はお世話になるものであり、世の中では必要不可欠なものです。しかし、間近で見るとあまり気持ちのいいものではありません。しかし、葬儀屋さんにとっては商品であり、商品の売り買いの商談のためには見本が並ぶのは当然のことでしょう。こうして、各種の棺桶を並べて、メーカーと葬儀屋が商談を行うことになります。現在、棺桶の大部分は中国製であり、国産は少なくなってます。というより、国産では価格が高くなって採算が取れなくなってます。
 下の写真は棺桶用のクーラーです。今まではドライアイスで遺体を冷却し、腐敗を防いでいましたが、電気冷蔵庫と同じ原理で電気で冷却するクーラーが現れてます。外国ではかなり多くの利用されているようで、日本でもこれから普及するでしょう。このクーラーは棺桶に蓋のように被せて使うものです。この他にも、棺桶全体を覆うようなクーラーも出品されてました。
2005年6月15日